藤原よしのぶ・岩手から国政へ! 参議院比例区民主党候補

国会質疑




 平成二十三年四月十八日(月曜日)    午後三時四十一分開会
 第177回国会 行政監視委員会 第2号
               [全文]



 

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  本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
○政府参考人の出席要求に関する件
○参考人の出席要求に関する件
○行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査(派遣委員の報告)  (検察不祥事と行政監視システムの在り方に関する件)

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○委員長(末松信介君)
 ただいまから行政監視委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十五日までに、武内則男君及び足立信也君が委員を辞任され、その補欠として行田邦子君及び中村哲治君が選任されました。

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○委員長(末松信介君)
 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。  委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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○委員長(末松信介君)
 御異議ないと認めます。  それでは、理事に川合孝典君及び藤原良信君を指名いたします。   

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○委員長(末松信介君)
 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。  行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に政府参考人として法務省刑事局長西川克行君の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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○委員長(末松信介君)
 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

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○委員長(末松信介君)
 参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。  行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査のため、本日の委員会に参考人として元厚生労働省雇用均等・児童家庭局長村木厚子さんの出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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○委員長(末松信介君)
 御異議ないと認め、さよう決定いたします。

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○委員長(末松信介君)
 藤原委員。

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○藤原良信君
 藤原といいます。  村木さん、今日は本当にありがとうございます。大変これは重要なことを、事実を改めて確認をさせていただきました。これは大変なことでありまして、私、日本は三権分立ということを、小さいときからですが、ずっとそういうふうな位置付けだと思ってまいりました。三権分立の欠陥が明らかとなりました。  今日は法務大臣も出席されておりますので、このことについて大臣から見解をいただきたいんですが、事実は確認をされまして、先ほど来検察の教育とか人事とか倫理の話出ていますけれども、正確に確認されたことは、組織で行われたということを村木さんが的確に証明されました。これは大変なことであります。個人を幾ら教育しようが、組織がそうであったら成り立たないと思いますね。ところが、検証結果、最高検、問題点を出しておりますけれども、そこには触れられていないということは村木さんもお話しのとおりであります。なぜこうなんでしょうかということでありました。  私どもは当委員会で大阪地検にお邪魔いたしました。その裏付けになるような現象がありましたね。何かといいますと、北村検事正、ぼうっと来られて挨拶して、退席されました。こういう事案があったからこそ私どもは国会の任務でお邪魔したんであります。申し上げますけれども、ここの場所は一億二千万人の国民の代表で集約されたところでございまして、当委員会はそれだけの重さがあるだろうと思います。そこで私どもは代表してお邪魔いたしました。みじんも、何のお話もなかったんですね。村木さんの事件を踏まえて、こういうことを改善して、こういう体制でいきますよということは一つもなかった。委員の皆様からも発言があり、委員長が再度来なさいということを言われて、来て、挨拶されてまた出ていった。全てがそこに表れているんじゃないかと思いますね、その姿勢に。  今、村木さんのお話を聞いて、怒りを覚えるのは私一人だけではないと思います。どうされていくつもりなのか、法務省が。最高責任者であります大臣、大変な責任だろうと思いますけれども、これは個人ということじゃなくて、検察の教育とかそういうことではなくて、組織が組織ぐるみでこれをやってしまったということに、そういう体質の世界だということは三権分立が破綻しているということになります。そこのところを踏まえて、所見を大臣にお願いをしたいと思います。

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○国務大臣(江田五月君)
 大変厳しい御指摘をいただきました。これは重く受け止めていきたいと思います。  大阪に委員会から調査に行かれた際のことは、今私はここで報告があったのを聞いて、若干の部内の報告も受けてはおりますが、不十分な対応があったという御指摘をこれも重く受け止めておきたいと思います。  ただ、検察は、これはもちろん国民の信頼の回復のために様々なメスを入れていかなきゃいけないと、そのことはそうだと思いますが、やはり三権分立というのはこれは国の大原則でございます。それが壊れたという御指摘をこれはよく考えてみたいと思いますけれども、私もいっとき司法の部に身を置いたことがございまして、当時も感じてはおりましたが、その後も、司法という世界もこれも大きく変わっていかなきゃいけないんだと。しかし、外から変えるというのはなかなか実は大変で、司法の場合には司法制度改革のプロセスがあって、裁判員制度も導入をしたりとかいろんなことをやりまして今改革のさなかにありますが、そんな中で検察にはメスが入らなかったところはあるんです、確かに。そして、検察というのはその独立した司法にすぐ身近なところにいまして、司法ではない行政府ではありますが、しかし司法の独立と非常に密接に関係している部分があるので、ここへのメスの入れ方は、私はこれは本当によく意を用いていかなければいけないものだと思っております。  私が法務大臣として、法務副大臣、政務官とも協力をいただきながら、この検察の改革については、先日も検討会議の提言もいただき、それに基づいて一般的な指揮権の行使として取組について指示もしたところでございまして、それはそれだけの覚悟を持って私も検察改革に当たりたいと思っておりますので、是非ひとつ委員皆さんの御提言やあるいは御叱責や御指導も賜りながら、このことを成し遂げていきたいと思っております。

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○藤原良信君
ありがとうございます。よろしく是非お願いしたいと思います。  なぜ三権分立が崩壊をしているかということを結び付けて、そこに結論付けて話したかというと、現に事実といたしまして、犯罪者じゃない人を犯罪者とみなして勾留をして、現に村木さんのような事案が成っているということでありまして、これは象徴的なこととして当然思わざるを得ないというのが国民全体の目線だと私は思いますね。  それは恐ろしいことだと思うんですね。もう信用されていかなくなると思うんです。なくても、あるようにされてしまうと。あるいは、検察にあるいは捜査当局に少しでも注文付けたら、例えば私も話をしていて何か作られて仕返しをされるんじゃないかと、そういう恐れを持たせるような事案がこうして現れたということでありますし。  それから、刑事局長さんにお尋ねするんですが、先ほど村木さんのお話の中で、当事者同士しか分からないことが報道で堂々と流れて、それがまた利用されて取調べに活用されていくというような事態につながっていくということも指摘をされました。これは、現に当事者しか分からないことがなぜ漏れるのか、取調べしていた検察官が漏らす以外これは考えられないことだと思うんです。どう答えようが、こういう事実ということについてこれはきちっと認識をしていかなきゃならない事案だと思うんですが、これらについていかがですか。

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○政府参考人(西川克行君)
 先ほど村木参考人からお話がありましたが、いわゆる検察のリーク問題ということでございますけど、まず認識としては、検察官は国家公務員法以上にいわゆる刑事訴訟法の四十七条という問題がありまして、基本的には捜査における情報については公判で明らかにされる以前については明らかにしてはならないと、こういう定めがございます。もちろん公益の必要性等で、公益の必要性があって、例えば逮捕をしたとか起訴をしたとか、時点時点にある程度の事実が明らかになるということはございますけれども、それ以前に、特に基本的に収集した証拠の中身を漏らしてはいけないということでございます。  したがって、委員がおっしゃられたような事態、それから村木参考人がおっしゃられたように、もしその個々の捜査官においてそのような情報が漏れたとしたら、それは誠に申し訳ない事態であって、あってはならないことであるという認識をしているということでございます。

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○藤原良信君
現に当事者同士しか分からないことが報道で流れたという事実が村木参考人からお話しされました。だから、これは事実そういうことが証明されているわけなんで、そのことを踏まえて今後いかなきゃならないと思います。  私だけ質問するわけいきませんけれども、いずれ、大臣、全てを把握をされて是非指導力の下で対応していただくよう要請をいたしまして、私から終わります。 ─────  略  ─────



○委員長(末松信介君)
 他に御発言がないようですので、本日の質疑はこの程度にとどめます。  この際、村木参考人に一言お礼の御挨拶を申し上げます。  本日は、長時間にわたりまして貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。委員会を代表いたしまして厚くお礼を申し上げます。  今日いただきました意見というものを今後行政監視委員会の活動に大いに役立てたいと思っております。同時に、村木さんの経験というものを行政運営の大切な財産にしたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。  読ませていただきました手記に、検事の土俵にいる限り、私が勝つことなんてあり得ないと。だとすると、やらなきゃいけないのは負けてしまわないことですねと。負けてしまわないというのは、やっていないことをやったと言わないこと。もうそれしか目標をつくりませんでした。私は、目標設定が割と低くて、高望みはしないんですね。  大変印象的なんです。御家族に随分支えられたというお話も伺いました。私なりに感激もいたしました。しっかりとこの問題、引き続いてまた取り組んでまいりたいと思います。  今日はどうもありがとうございました。(拍手)  それでは、本日はこれにて散会いたします。    午後六時二十二分散会 ─────────────







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