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本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
○国民生活・経済に関する調査
(海外派遣議員の報告)
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○会長(矢野哲朗君) ただいまから国民生活・経済に関する調査会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、藤田幸久君、川合孝典君、姫井由美子君及び亀井亜紀子君が委員を辞任され、その補欠として大島九州男君、増子輝彦君、行田邦子君及び亀井郁夫君が選任をされました。
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○会長(矢野哲朗君) 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、会長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○藤原良信君
座ったまま御報告いたしますが、まずもってごあいさつだけ申し上げます。
この度、参議院の御配慮で貴重ないろんな意味でのこれからの政治活動に大変重要になると思うことを目で見る機会をいただきましたことを心から感謝申し上げたいと思いますし、あわせて、矢野団長の下で五名で行ったわけでございますが、大変な人間関係の多さを持った団長の下で、大統領、首相はもちろんでありますけれども、閣僚の皆様方とどの国でもお会いできたということは、大変貴重なことでございました。そういうことを含めまして御報告をしたいと思います。
それでは、座ったままで御報告させていただきます。
結論から申し上げますけれども、百聞は一見にしかずという言葉がございますが、まさしくそれをかいま見たことが結果としてございました。といいますのは、まず、今総括的な団長からの御報告がありましたけれども、ドバイに関しましてはそのとおりでございますし、主な目的は特にアフリカ諸国、スーダン、ケニア、タンザニアということが主たる目的というふうに位置付けられておりましたので、そのことを中心にお話をさせていただきますけれども。
私どもが着いた日にスーダンで大統領にお会いする時間が午後二時でございました。その二時に、大統領とお会いする時間に、実は今御報告のとおり、ICC、国際裁判所から逮捕状が請求され、その伝達する時間がその日の二時でございました。私どもは大統領の官邸にお邪魔をしておりまして、もちろんでありますが、大使等を含めまして日本のスタッフも付いておりまして、多分お会いするかどうか分かりませんねということでありましたけれども、二十分待たされてお会いしていただきました。このことがすべてに行き着くんでありますけれども、実は平静のままで、穏やかな対応で大統領はお会いをし、そして意見交換とか様々ありました。
それから、先ほど団長からもお話ございましたけれども、反対党のいわゆる政権を奪われた方の代表ともお会いをいたしまして、したがいまして、それぞれの立場の方々とずっとお会いしていくんですが、結論から申し上げますと、スーダンの反対党の人もそうですし、政権を奪われた人もそうでありますし、ケニアの大統領も、それから敵対していて今首相となった方もそうなんですが、タンザニアのトップリーダーもそうなんですが、大統領もみんなそうなんですが、逮捕状の請求についてはこれは否定的な見解をずっと言われました。これは反対であると。理由は、それぞれが申し上げておりましたけれども、これはかえってアフリカが混乱するよ、結果として混乱するよということを言うわけでありますが、もっと根底な意味合いを、百聞は一見にしかずで、見させていただいたわけでありますが、それは元々アメリカ並びに西欧諸国がこの原因をつくったのじゃないかということでございました。
スーダンの特色だけ言いますと、面積は日本の七倍でございます。人口は、ケニアもスーダンもそうなんですが、四千万人を切っております。そのクラスだと思っていただいて結構でございます。実はスーダンは国土の半分北側がイスラム圏でありまして、アラブ語でございます。南は、すぽっと半分南というのが、宗教はキリスト教で英語圏なんです。これをつくったのが実は西欧諸国でございます。そういうことがすべての民族紛争の根底になっていっているということを、行かなきゃ分からない現実でございまして、百聞は一見にしかず、何回も言うようですけれども、三か国だけでありますけれども、しかし、立場上の違う方々、政治であれば闘っている方々のところを両方とも行って、両方とも同じ意見を言うということでございました。これは事実でございます。紛れもない事実でございます。
もっとさかのぼりますと、スーダンは、エジプトのピラミッドを造るときから奴隷としてスーダンの地域から人々が連れていかれていたと。そして、歴史上、オバマ大統領が生まれましたけれども、今回そういう話題も材料になったわけですが、アフリカからの奴隷がずっと続いていた。タンザニアに行きましたときに海岸から見える島がございまして、あれが奴隷島ですということでございました。そういう現実の中で歴史上歩んできた結果、今日の様々な問題が、部族間の争いが根底にあるということをかいま見ることができたと思ってございます。
それと、改めて感じましたのが、日本がそういう中で歴史上アフリカに対してお世話はするけれども、いろんな意味での弊害やらいわゆるいじめとか、そういうことは歴史上やってこなかったということ、そして今日もさらに、ODAだけではないんだけれども、そういうことを含めたアフリカに対する様々な貢献と協力をしているという感謝の気持ちがこれは満ちあふれていたように感じました。ですから、今後の日本の歩むべき姿ということを暗示をしているような状況下が見えたわけでございます。
もう一点申し上げますけれども、これも私自身が知らなかったことで、それほど知っていなかったということの方がいいと思うんですけれども、まだまだ危険な、環境条件的には、安全上だけじゃなくて衛生上も危険な状況下の地域に日本の様々な立場の方々が行って地域の協力をしているということをかいま見ました。
これはJICAだけではなくてNGOの方々が随分行っておりまして、その方々と昼と夜と分けて懇談をもしたわけでございますけれども、特に女性の方が非常に多い、若い方々が多いと。二十代そこそこで行っているんですね。それで、看護師さんをやり、一人しかいないところで、日本人が一人しかいなくて看護師さんをやっている二十三歳の女性の方ともお会いをしましたし、スーダンでは榛葉参議院議員の政策をしていた女性の秘書の方とも、そういうボランティア手伝いをしている方ともお会いをしましたけれども、いずれにしろ、その方々の発言で、一言でいいますと、こういうことでございました。
私どもは、スーダンでは予防接種は黄熱病、それからA型肝炎、それからもう一つは何でしたっけ、三つ予防接種して、それから蚊に刺されないようにその薬も飲んでいきましたけれども、しかしその働いている女性いわく、あいさつをそれぞれ一人ずつ言ったんですが、こういうことでございました。夜になると、目を開いていても目をつぶっていても真っ暗なんですと、そういうところに一人でいると。それで、バケツ一杯で全部体を洗うことができるようになりました。極め付きは、そういう不衛生なところで、ようやく泥水を飲めるようになりましたと言うんであります。私はちなみに、お父さん、お母さん、そういう環境のこういうところへ来ているのをあなた教えているのと言ったら、いや、スーダン行っているのは分かっていますが、全部は教えていませんというお話でございまして、私の娘がそういうところで働くと言ったらどうしようかなとは思いましたけれども、そんな状況下でたくさんの日本の若い、特に女性の方々が多いように目に付きましたけれども、地域で貢献をしている姿もかいま見ました。
私は、日本の食事、日本のもので何か食べたいものありますかと言いましたら、その人いわく、どん兵衛を食べたいですと言うから、帰ってきまして、どん兵衛と言うからどん兵衛と、あと、もう一つ言ってもいいですかとその女性が言いましたので、何ですかと言ったら、ふりかけと言うから、どん兵衛とふりかけを段ボールで送ってやりました。
そういうようなことも、これは日本の若い人たちがよく頑張ってそういう地域でいるなということをケニアでもそれからタンザニアでも感じた次第でございます。政府の関係者だけじゃなくて、日本国民、いろんな意味でまだまだ元気にそういう思いを持っている方々がたくさんいるんだなということを感じております。そのことが日本国という国に対して地域の方々が理解度を深めていく、あるいは貢献の重さを感じていく材料にもなっているようにも思いました。
いずれ、たくさんのことをお話をしたい気持ちでいっぱいでありますが、後で御質問等々もあると思うし、ほかの委員の方々からの御報告があると思います。私からはかいつまんだ、特に私にとって目に付いたことを皆様方に御報告を申し上げたいと思いまして、今のことを触れさせていただきました。
以上でございます。
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○会長(矢野哲朗君) ありがとうございました。
それでは、松山政司君、お願いします。
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○会長(矢野哲朗君) ありがとうございました。
以上で報告の聴取は終わったわけであります。本来ですならば、これから委員間の意見交換ということなんでありますけれども、予定された時間が二時半であります。筆頭間で御協議をいただきまして、今日は意見交換は割愛をさせていただくということで御了解をいただきました。委員の皆様にも御了解をいただきたいと思います。
加えまして、報告書でありますけれども、議運に報告書を提出してあります。同等のものを各委員の先生方にお手元に配付させていただきたいと思いますので、御一読後、もし何かありましたらひとつ御意見もちょうだいしたいと思います。
よろしいですね。──ありがとうございます。
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○会長(矢野哲朗君) この際、本調査会の二年目の調査につきまして御報告を申し上げます。
理事会等で御協議をいただきました結果、昨年の調査項目の選定の際に御提案がありましたように、仮説検証型の調査を行いたい。
仮説でありますけれども、「休日・休暇が多い国が国の経済力を伸ばし、国民幸福度を高める」、仮説その二、「高負担・高福祉国家の国民は総じて国民幸福度が高い」、仮説三、「人口減少によって一人当たり国民所得は高まり、国民幸福度も向上する」といった三つの仮説を基本として調査を進めていくことといたしたいと存じます。
なお、委員の皆様から更に御提案があれば、理事会で検討させていただきたいとも存じます。
委員各位の御協力をお願い申し上げます。
本日はこれにて散会いたします。
午後二時四十三分散会
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